チュウゴクオオカミのチュンサンがなくなりました

みなさんこんにちは。
題名にもあるとおり、とても悲しいお知らせです。

本日2021年1月14日朝、チュウゴクオオカミのチュンサンが死亡いたしました。
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チュンサンについては、以前より体調不良で園内の動物病院に入院しているというブログを出していましたので、
できればそちらを先にご確認ください。今日はその続きからお話させていただきたいと思います。

以前のブログはこちらをご覧ください↓↓
(12/26)オオカミのチュンサンのお知らせ
(1/10)最近のチュンサン@動物病院

1/10に少し元気になっている様子をお伝えしたとおり、
自らお肉を食べ、水もしっかりと飲み、立てないながらに生活しておりました。

しかし、高齢なこともあり、なかなか回復は難しく、
少しずつ床ずれは悪化し、1/12には少し苦しそうにしている様子が見られました。

血液検査や点滴による水分補給を行い、
その甲斐あってか翌1/13には好転を見せ、またたくさんお肉を食べてくれましたが、
さらなる回復は厳しく、残念な結果となってしまいました。

解剖検査の結果、死因はいわゆる老衰と考えております。

オオカミの寿命から考えると、チュンサンの18歳は本当に長生きで、
よく頑張ってくれたチュンサンには感謝の気持ちしかありません。
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たくさんの子供たちにも会わせてくれました。
今の展示場にいるオオカミたちは、みんなチュンサンの子供たちです。
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晩年も、バックヤードでのんびりと日向ぼっこをしている姿で、私たちスタッフに癒しを与えてくれていました。
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12月末から立てなくはなってしまいましたが、本当にギリギリまで元気で過ごしてくれていたと思います。

チュンサン、素敵な思い出をたくさんありがとう。
お疲れ様でした。ゆっくり休んでください。

そして、そんなチュンサンを応援してくださった、たくさんの方々に改めて御礼を申し上げたいと思います。
バックヤードに行って姿が見えなくなった後も、元気にしてますか?とよくお声をいただき、
また、先日のブログにも対しても、大きな反響があり、
チュンサンはとっても愛されているオオカミなんだと改めて痛感しています。

みなさまチュンサンを愛してくださり、本当にありがとうございました。
チュンサンにしていただいたように、子供たちのこともかわいがっていただけますと幸いです。

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