夜行性動物舎より✉

夜行性動物舎
本日は夜行性動物舎よりお便りです

 

当園では、フサオネズミカンガルーと言えばおじいちゃんのフーザブロウがブログに登場していましたが、今回は新しくやってきたヒサ(オス)について紹介します!

フサオネズミカンガルーは単独で生活するため、フーザブロウとは別の部屋を用意する必要があり、どの部屋が良いかと模索していました。

木登りが得意なハクビシンのぱむが、夜行性動物舎入ってすぐの部屋の方が立体的に使えるのではないかと思い、ぱむに引っ越しをしてもらい、その部屋をヒサのために準備しました。

ヒサは元気よくピョンピョン跳ね回り、ガス管(ホウちゃんや猛獣たちがよく遊んでいる黄色い筒)にも軽々飛び乗ったり、細いものは隠れ場として利用するようになりました。

見えないときはしゃがんで覗いてみてね

 

また、体重測定にも協力的で、あっという間に体重計に乗ってくれるようになりました

 

ここで問題

ヒサの体重は何㎏くらいでしょうか?

↓答えは写真を見てね!↓

【答えは1.03kg】

 

ヒサは不思議なこともします。

ごはんは穀類や豆類、果物も少し与えるのですが、お気に入りの大豆を砂に隠しているようです。

よくみると、あちこちに点々とあり、それを掘り起こしたりしていました。

 

一方、ハクビシンのぱむも新しい展示場でよく動いていたり、なかったり…しています。

そこで、ガラスに果物をペタペタはって、運動してもらっています。

すると、普段寝ているところから降りてきて食べてくれました

 

このとき、木登りが得意なハクビシンの前足の秘密が観察できます!

握りやすい、肉厚の肉球が見られます!(必見です)

 

また、もう1頭のハクビシンのこんこん(オス)ですが、年明けくらいから体の調子がだんだん悪くなってきて、麻酔をかけて検査を行いました。(こんこんは夜行性動物舎の出口近くの展示場にいます。)

結果としては肝硬変と貧血が見られたので、薬を飲んでようすを見ています。

高齢ということもあり、こんこんの体調に合わせてこれからもケアしていこうと思います。

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