突然ですが、皆さんはエミューの体をじっくり見たことはありますか??
今日は普段間近で見ることができないエミューの体を、ブログを通して皆さんにお見せしたいと思います
(写真は屋外の様子ですが、現在は鳥インフルエンザ対策のため屋内展示場で暮らしています)
- ①まずは「顔」に注目!
よく見ると目がくりくりで可愛らしい顔をしています
この目を見てもらうと…
瞼とは少し違う半透明の薄い膜があります。
瞼は上下に動いて目を開閉しますが、この膜は瞬きするたび車のワイパーのように左右に動きます!
これは「瞬膜(しゅんまく)」(別名:第三眼瞼)といい、
・水鳥では水に潜る時の水中メガネ
などの役割をしています!
瞬膜が完全に閉じている写真がこちら↓
before (開)
after(閉)
多くの鳥類や爬虫類に発達しているのですが、
一部の哺乳類(ホッキョクグマ、ラクダ、アシカ)などにも瞬膜が見られます!
- ②次は「脚」に注目!
この時はリラックスモードだったので、普段は撮れない脚の写真を間近で撮らせてもらいました
脚だけ見ると恐竜のような、とても厳つい脚をしています!
驚いた時や自分の身を守るために敵に向かって攻撃する時は、この強靭な脚で飛び蹴りをして相手を撃退します!
そして走る時は地面を力強く蹴って走るため脚がとても速いです!
最大時速50kmと言われており、だいたい車と同じぐらいの速さで走ります
ちなみに、ダチョウの足指の数は2本ですが、エミューは3本と同じ走鳥類でも指の数が異なっています!
③最後に「大きさ」に注目!
エミューの大きさは、
体長160〜190cmぐらい
体重は40〜60kgほどになります!
身長158㎝の私がエミューを正面から見ると大体この辺りなので、ほとんど首の部分しか見えません。
少し上を向き見上げてみると、
こんな感じで、いつも上から私を見ています!
近くで見ると結構迫力がありますね
ということで、まだまだエミューのことについてお話ししたい所ですが、今日は初心者編という事でここまで!
今回はエミューについてお話しましたが、天王寺動物園には他にもたくさんの鳥がいます。
ぜひ、他の鳥たちの体もじっくり観察してみてくださいね!
(現在は鳥インフルエンザ対策のため、鳥類の展示エリアは封鎖しております。)
そうすると、皆さんもいつの間にか「鳥の虜」になっているかもしれませんね
では、中級編もお楽しみに!!
おまけ
鳥をじっくり見てみよう!ということで、ソデグロヅルのオーレ♂の顔のアップをどうぞ