みなさんこんにちは。
早いもので新年を迎えもう1ヶ月が経ちました。あっという間に暖かい春が来そうですね〜
さて、今回は爬虫両生類の冬眠について📖
まずは、冬眠について説明させてもらいます
飼育下では1年中温度を一定に保ち、餌も充分に与えることはできます。
しかし、冬眠する事で繁殖が成功しやすくなる種も確認されています。そこで、飼育担当者は冬に向けて個体に脂肪を蓄えさせつつも、活動量に合わせて徐々に餌量を減らしていくなどの調整をします。他にも寝床の準備をし、ベッドとなるように落ち葉などを入れ、光の入らないようにシェルターの準備などもおこないます。
あとは季節の降水量に反応する種に関しては湿度にも配慮しています
ちょっと、冬眠の説明が長くなってしまいましたが当園でもアイファー(爬虫両生類生体館)の入り口にいるアメリカハコガメや屋外で飼育しているヨウスコウワニが冬眠に入っています
左側の水槽がアメリカハコガメ
秋口のハコガメの様子📸カメラを覗き込む。
奥の暗いシェルターに入っていく様子
展示場には落ち葉を敷き詰めて、照明ライトの稼働時間も短くしています。そのため、開園中でも水槽内が暗い事もありますのでご了承ください。
次は屋外のヨウスコウワニ
この赤丸の部分はシェルターになっており冬季はこの中に入っています💡
シェルターのアップ。入口は裏側です
現在はシェルター内にいるので屋外飼育個体は殆ど姿を見ることはありませんが、隣にいる屋内飼育個体は観察する事はできます。
屋内飼育は冬でも暖かいですが、差し込む自然光に反応しているので夏に比べ活動量は少ないです。
アイファーではこの2種以外でもこの時期に姿が見えにくい生き物もいますのでよーく水槽内を観察してくださいねもしかしたら落ち葉の中や水槽の端っこに隠れているかも。
今日はこの辺で。
まだまだ、寒い日が続きますので皆様もお身体にはお気を付け下さい
それでは、おおきに〜
P.S
今年の干支展で使用していた物をアイファーで展示していますので是非見にいらしてくださいね
2m以上もあるヘビの抜け殻の展示
※抜け殻は脆いので触らないようにお願いします。
顔出し看板
※顔を出す際は足元に注意して裏側におまわり下さい