最近のプッペの様子

みなさま、こんにちは。

今回はメガネグマのプッペの近況についてお知らせします。

プッペは1993年生まれで現在32歳です。

国際的な動物管理システムによると世界で2番目の長寿になるメガネグマです(ちなみに1位との差は数か月だけ)。

最近は年齢と暑さのためか放飼場内を歩き回ることが減っており、ミストがかかるほら穴の中か風が抜けるシュート(動物のための通路)の入口で寝ていることが多いです。

調子がいいときは足をあげて寝ているため、顔の位置がわかりづらいです。

高齢のため、足腰が弱ってしまうと良い状態へ治すのが困難なので、運動を目的にエサの入ったブイを3つほど設置し、少しでも歩いてもらうようにしています。

しかし、ここ数日間食欲が減っており、さらに急激に足腰が弱り足取りがおぼつかなくなっています。

放飼場内にあるわずかな段差も以前に増して慎重に歩くようになりました。

段差を少なくするために土嚢を設置したり、暑さ対策のため枝や落ち葉を敷くなど試行錯誤していますが、このままほら穴の中で寝ている時間が長くなってしまうとプッペの体調に悪い影響を与えてしまうかもしれません。

そこで、プッペの体調によっては放飼場よりも涼しい寝室とシュート内でゆっくりと歩いて運動をしてもらっています。

その場合は申し訳ございませんが、プッペをご覧いただくことができなくなります。

これからさらに暑さが厳しくなる見込みで、プッペの気分と体調次第では急遽展示を中止する日が増えるかもしれませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

クマ担当者より

 

 

 

 

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