先日のブログでは、クラッの左側の牙を整えたことをお知らせしましたが、今回は長いまま残っていた右の牙を、左と同じ長さにカットしました。

処置した後のゾウたちの様子
今回、右牙についても整えた理由は二つあります。
ひとつは、左右の重さがアンバランスな状態が続くことはクラッにとってストレスになる可能性がある事。
もうひとつは、片方の牙だけ長く残っていると内側に曲がって伸びてしまいやすく、将来的に鼻の可動域が狭まってくるためです。
野生のゾウたちは、伸び続ける牙を木や岩にこすりつけて自分で形を整えますが、飼育下ではどうしても不十分な部分が出てきます。そのため、必要に応じて人の手で手直しを行うことがあります。
今回の処置も、マレーシアから来ている飼育員の方々が、手慣れた様子で丁寧に進めてくれました。
処置が終わると、前回もそうだったのですが、整えた牙の断面に泥を塗っていました。マレーシアでは、牙を切ったあとや小さな傷ができたときに泥を塗るのが一般的だそうで、クラッにとっても馴染みのあるケア方法です。
ちなみに泥は、ゾウのお腹の調子を整えるために与えることもあるそうです。

処置をした後の牙(先の黒いのが泥)
処置が終わったあとのクラッは落ち着いた様子でしたが、念のため安静にしてもらうため、この日は室内で1日過ごしてもらいました。そのため、外に出ていたのはダラとアモイの2頭だけでした。
夕方、2頭が室内に帰ってくると、クラッは会えたのが嬉しかったのか、大きな鳴き声で呼びかけていました。突然のクラッの大声に、ダラもアモイもびっくりした様子でした![]()
これからも3頭が快適に暮らせるよう、引き続き見守っていきます。
そして、そんな3頭をようやくみなさまに正式にご紹介できる日が近づいてまいりました。(詳細は画像をクリックしてください)
2026年4月21日火曜日 10:30~
場所は、ゾウ舎・中央のグラウンドのプール前(鳥の楽園の入口向かい側あたり)です。
※ゾウ舎は広いので、セレモニーを観覧希望の方は場所をお間違えの無いようにご注意ください。
セレモニーとともに、新しくゾウ達を迎え入れるために工事をしていた様々なエリアの公開も開始します。
※動物の体調等によっては、急遽展示を中止する場合がございます。
是非、マレーシアから来てくれたクラッ(Kelat)・ダラ(Dara)・アモイ(Amoi)に会いに来てください![]()


