ウサギのトトが亡くなりました

みなさんこんにちは。

 

先日スタッフブログでウサギのトトが治療中であることをお伝えしましたが、本日12月27日に亡くなりました。

ウサギのトトについて
ブログをご覧いただき、ありがとうございます。 ますます寒さが厳しくなってきましたが、みなさまお変わりありませんか? 今回は、現在屋内で過ごしているウサギのトトに関するご報告です。 以前のブログで、トトの体調...

病理解剖の結果、左の腎臓に結石(腎臓の中に石が詰まっている状態)があり、代わりに右腎臓が頑張っていたようですが、徐々に体の中の不要な水分を外へ出す機能が低下してしまっていたようです。

以下は飼育担当者からのコメントです。

トトは天王寺動物園に来るまでの経歴が不明で正確な年齢が分かりませんが、カイウサギの平均寿命が7~8歳と言われているなかで最低でも10歳を超えて、とても長生きしてくれました。

年齢の割には毛並みも良く、見た目にはあまり年老いているようには見えませんでしたが、体調面では寄る年波には勝てず体の不調を繰り返すようになりました。

トトの健康に配慮し、夏の暑い日や冬の寒い日、悪天など気候により展示を見合わせることが多くなり、お客様にはご心配をおかけすることもありました。

「ウサギは見れないのか」とお声掛けいただくこともありましたが、事情を説明するとどなた様もご理解してくださり本当にありがたく感じました。

展示場に出ていない時は、ふれあい広場の職員控え室にスペースを作り過ごしてもらっていました。事務作業や少し休憩する際にはすぐ傍にトトがいたので、これから寂しくなってしまいそうです。

ここしばらくは毎日治療を行っていて、トトには元気になってもらいたかったのですが本当によく頑張ってくれました。

最後に、生前のトトの写真と動画をご覧ください。

↓相棒代わりのゴーゴ人形を毛づくろいするトト

↓フィーダーを上手に使ってペレットを食べるトト

みなさま、長らくの間トトを可愛がっていただきありがとうございました。


 

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