みなさま こんにちは
今日はニホンコウノトリについてのお知らせです
マサムネ(展示場手前)とユキムラ(展示場奥)は給餌の際に、よくクラッタリングを行います
↓ネット越しにクラッタリングをしている2羽
クラッタリングとは、くちばしをカタカタと鳴らしてコミュニケーションをとる行為のことを言いますが、その状況に応じて求愛や威嚇などの意味合いが異なる場合があります。
(この2羽はオス同士の展示なので今回は威嚇の意味だと思われます。)
↓ユキムラの方が音が響きます
2羽の優劣が変わることもよくあり、現在はユキムラ(展示場奥)の方が優位で、マサムネがエサを食べに来ようとするとクラッタリングで自分の強さをアピールします。
そのため、ユキムラが食べ終わりその場を離れると、マサムネが食べ始める…という光景をよく見かけます
↓そんなユキムラとマサムネは、最近営巣を始めました。
落ちている枝をこの動画のようにくちばしで上手にテイクアウトし、自分の巣材としてお互いの居場所で調整します。
↓巣材を微調整するユキムラ
コウノトリはくちばしを使うのが上手な子と下手な子がおり、巣材集めに関してはユキムラの方がとても上手です
↓巣材を池で洗ったり落としたりと、奮闘中のマサムネ
現在、鳥インフルエンザ拡大防止のためにコウノトリの展示場が園路から見えにくく御不便をおかけしております。
遠目からになりますが、コウノトリの営巣している姿を見られるのはなかなか貴重なので展示場の2羽の様子を是非観察してみてくださいね