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長い間動物病院で過ごしていたブラッザグエノンのライナですが、このたびサル舎に帰ってきました。
これまでもブログでお伝えしていたとおり、ライナは昨年7月下旬から体調不良のため入院していました。(その時のブログはこちら)
入院中、投薬をしながら半年近くの間に徐々に貧血の症状や肝臓の具合が良くなり、体調の面では心配ごとが少なくなりました。また、今の時期にサル舎に戻ることを想定して入院室の温度を低くしてみたところ、ライナは多少の寒さでは特に問題なさそうであったため、無事に退院のはこびとなりした。
サル舎での生活へもどるにあたり、ライナが安心して暮らせるように部屋の中には入院中も使っていた箱を置いたり、
外の運動場には砂を敷いて登りやすい枝を組んだりと環境を整えました。
そして1月27日の午後、病院からライナを連れてきて部屋に入ってもらいました。
新しい環境の中でライナは、病院でもしていたように箱の裏に隠れたり、天井の鉄柱の上に張り付いたりて緊張している様子でしたが、夕方には以前サル舎にいたときのように台の上で落ち着く姿も見られました。
今回、病院で長期間暮らしていて無事にサル舎に帰ってきてくれたものの、まだまだ寒い日が続くため他のサルと同様にライナについても一層注意深く観察を続けて体調管理に取り組んでいきます。皆様もライナに会いに来ていただいた際には、温かく見守っていただけると幸いです。