ロンと小春とそれからわたし その①

だんだん寒さも和らぎ、春本番が目の前まで来ました。

さて皆さん、題を読まれて「ロンと小春って誰?」と、思った方がいらっしゃるのではないでしょうか?ピンとこられた方もいらっしゃるでしょう。

そうです、天王寺動物園で過ごしているジャガー2頭のことです。

「え?そもそもジャガーってなに?」という方もいらっしゃると思います。

ということで、連載でジャガーに関する話題を少しずつ紹介していきたいと思います。

 

私がよくジャガー舎の前で耳にするのは、「ヒョウや~!」や「トラや~!」、はたまた「ブラックタイガー!」(←え!もはやエビ?)です。なかなか『ジャガー』というワードが出てきません。それもそのはず、図鑑等でも順番的に後になるか、出てこないこともありますよね。動物園の展示場の前には、必ず種名板というものが一緒に設置されています。種名板には、そこで展示されている動物の種類の名称やその学名・英名、分類(何の仲間か?)、生息地(どこにすんでいるの?どんな環境?)、動物の生態(野生ではどういう暮らし方をしているのか?)などが記載されています。ということで、これを探して読んでみるといろいろ発見につながることもありますよ!!

 

では、ジャガーとは…

ジャガー 
Jaguar 美洲豹 재규어
ネコ目ネコ科
学名:Panthera onca
アメリカ大陸にすんでいるネコ科の動物の中で一番大きく、体長は1.5m、体重は80kgになります。ヒョウに似ていますが、体の模様が違います。

と、掲示されています。改めて読んでみると「へぇ~」と思われたでしょう。ちなみに、ジャガー担当になって改めて種名板を読んだとき、中国語の表記に「豹」(ヒョウ)という漢字が入っていることに驚きました。ヒョウやチーター、ライオン、トラはアフリカ大陸やユーラシア大陸に生息している一方で、ジャガーはアメリカ大陸に生息しているネコ科動物です。種名板にある通り体の大きさは最大級で、さらに生態系のトップに君臨します。水辺にも棲むため泳ぎも得意で、カピバラ、ペッカリーだけでなくワニ、カメ、魚など食のバリエーションも豊かです。どんな獲物も捕まえて離さず、樹上にも持ち運ぶため、しっかりとしたガタイのいい骨格や顔つきをしている特徴があります。

↓カピバラ
            ↓ペッカリー(私の推しのひとつ(笑))

(カピバラとペッカリーは天王寺動物園では飼育していません。)

模様もヒョウと異なると書いていましたが、さて、次のうちどれがジャガーの柄でしょうか?
分かりやすく手書きで一般的な模様を描いてみましたので、選んでみてください。

では…正解は、、、、

上段右でした!正解した方に拍手👏👏👏

そのほかは上段左→チーター、下段左→ヒョウ、下段右→トラでした。

特徴としては、一番似ているヒョウ柄の輪の中に点々があります。日本では、梅のような柄とも言われたりします。

 

動物舎の前に来ると、どうしても「どこにいるかな~」と生存確認をして、「あ!いた!!OK」ということで、次に行ってしまう方もいらっしゃると思います。「ここにで暮らしている動物はどんな動物かな~」と種名板を読んでみたり、「寝ているなら観察のチャンス!!柄ってどんなんかな~手とか足とかって私とどう違うのだろう?どんなところで寝るのがお好みなんかな~」と観察してみたりすると、驚きの発見への気づきがてんこ盛りです。

 

ということで、さらっとジャガーについてお話できたかなというところで、今回はここまで

 

次回、当園で暮らしている2頭についてお話ししたいと思います☆
いっぱいエピソードがあるので、何を話そうかなぁ~♡

 

 

実は、2025年4月からジャガーを担当してきましたが、伝えたいことがたまりまくって、今さらながらやっとブログ書き始めた、

ジャガー担当 河野

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