みなさんこんにちは
今日は、入院中のコビトマングースのユキオについてのお話です。
入院中とは言っても、お陰様で冬に痛めた足の方はすっかり良くなりました。
しかし、今年の不規則にやってくる寒波の中で、屋外に戻すのは辛いだろうということで暖かい春が来るのを病院で待っておりました。
さて、これまでの病院でのユキオの様子を少しご紹介したいと思います。
ユキオが入院することになったのは、昨年11月の末。突然後ろ足を痛めたようで左の後ろ足だけ浮かせて歩くようになり、検査入院となりました。その時のブログがこちらです。
最初の頃は、獣医さんがユキオサイズに用意してくれた段ボールハウスがお気に入りでした
足を痛めていたため、良くなるまでの間、行動を制限しないとならず、家庭サイズのケージの中で入院生活をスタートしました。
そこから2週間ほどかけて、ずいぶん足は良くなったのですが、この時12月の真っ只中。12月下旬に寒波が来るという話もあり、万全ではないユキオにこの寒さは辛いのでは?ということで、展示場に戻るのは一旦先送りに。
コビトマングースの展示場は、巣の中にヒーターがありますが、過去には寒さで弱ってしまった個体もいたため、慎重な判断をすることとなりました。
当初は展示場に戻すことも検討していたため、外でも暖かいようにと、ユキオ用の特性ワラハウスをプレゼントしました。こちらも気に入ってくれたようです。
1月末ごろには、行動制限をする必要も無くなり、入院生活も長くなっているので、いつまでもケージ暮らしでは逆に必要な筋力が衰えてしまうかもということで、お部屋を広くしました。
また、この入院生活を機に、ユキオとの距離を縮めるようにしておりましたところ。。。距離を縮めすぎました
👆「こちら、お手製の『どんぐりマッサージャー(仮)』を使って、身体のマッサージをしていたところ、かなり気に入ってくれたようで、部屋に近づくたびに、早よマッサージせぇと言わんばかりにアピールが激しめです。
そして、ようやく夜も温かい日が続く予報が出ておりますので、展示場に帰そうと計画をし、準備していたところ、4/8に突然、全身が左右に大きく震えるような発作を起こしてぐったりしてしまいました。
突然のことで私たちも驚いていますが、今のところ、これといった原因がわかっていません。検査をしながら、投薬治療などをしています。
そこで、温かくはなりましたが、もう少しユキオの状態が落ち着くまで、病院での生活を延長し、様子をみることになりました。
4ヶ月間もご案内が出来ず、皆様には大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
今後とも、ユキオのサポートを頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
天王寺動物園は現在クラウドファンディングに挑戦しています。
『水辺の原風景をアイファーに』
ニホンイシガメの保全教育のため、展示場のリニューアルを目指します。
詳しくはコチラをチェック。皆様からの暖かいご支援をお願いいたします。